なぜ雷が落ちると、機器が故障するのか?

雷の電流は非常に大きく、落雷の影響により、その周辺には「雷サージ」と呼ばれる短時間で一時的に発生する異常な過電圧、過電流が発生します。
発生した雷サージは電源線や通信線を通って建物内の電気機器に侵入し、機器に被害を及ぼします。
この雷サージによる影響は落雷した地点から、遠方にまでにまで及ぶことがあり、すぐ近くの落雷でなくても被害をもたらす可能性があります。
避雷器とは?

避雷器とは、雷によって引き起こされる異常電流・電圧から機器の故障を防ぐもの。
工場やビルなど様々なところに設置されており、普段は目に見えない所で社会を守っています。

避雷針があれば雷から機器が守れる、というのは間違いです。
避雷針の役割は、雷による建築物の破損防止や人命を保護することであり、建物内の電気機器は守ることができません。
これらの建物内の電気機器を雷サージから守るためには避雷器が必要です。
◆ポイント
避雷針・・・建築物や人命を雷から守る
避雷器・・・電気機器を雷から守る
雷被害の増加

家電の雷被害は1990年代後半から増加しており、落雷による住宅被害の損害保険金も増え続けています。2023年には約5万件の被害が発生し、約178億円の保険金が支払われ、2018年と比べて件数は1.85倍、支払額は2倍に増加しています。
雷ガード付電源タップは家電機器を守れる?

雷ガード付電源タップが雷から家電機器を完全に守れない主な理由は以下の通りです。
① 防御性能の限界
雷サージは非常に強力なため、電源タップの簡易回路では防ぎきれず、最悪の場合は家電も故障する恐れがあります。
② 内部部品の耐久性
雷ガード付きタップに使われる部品(MOVなど)は、限られた容量のエネルギーしか吸収できず、強い雷が来ると部品が劣化・破損しやすいです。
雷ガード付電源タップは軽微なサージには有効ですが、強い雷には不十分です。機器の故障は大きな損害やデータ喪失につながるため、避雷器などによる本格的な雷対策が重要です。気候変化が進む今、雷対策の重要性はさらに高まっています。
雷対策が必要とされる2つの理由
①雷害の増加とゲリラ激雷による雷害の大型化

電気機器の高度・高機能化により、故障復旧はメーカー対応の場合が多く、現場(ユーザー)対応ができず、迅速対応が困難となっています。
そのため落雷の増加や大型化による雷害対策の必要性がさらに増しています。
②雷害による2次的損害・影響の深刻化

機器の故障費用もさることながら雷害によるシステム停止がもたらす影響がより深刻化しています。
激雷地域の技術が解決します!!

数々の被害現場の検証や研究から、電気設備を確実に保護するためには、雷サージをエネルギーレベルまで減衰させることが有効です。
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